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家具の関連情報
家具(かぐ)は、家財道具のうち家の中に据え置いて利用する比較的大型の道具類、または元々家に作り付けられている比較的大型の道具類をさす。なお、日本の建築基準法上での作り付け家具は建築確認及び完了検査の対象となるが、後から置かれるものについては対象外である。
※テキストはWikipedia より引用しています。
オーダー家具、リノベーション、店舗内装をお考えなら東京都世田谷区の株式会社アンプインテリアデザインにお任せください。アンプインテリアデザインは、無垢材・オイルフィニッシュによるオーダー家具のデザイン・製作を行っております。お見積り・図面製作は無料でご対応いたしますので、お気軽にお問い合わせください。
我が家のリビングにはかなり年季の入った本棚が置かれている。 私の独身生活から付き合った恋人、そして結婚生活における波乱万丈に至るまで全てを側で見守ってきたこの本棚。 この本棚はこの世に誕生してかれこれ30年以上になる。 私が大学を卒業して社会人になったばかりの時だった。 初めて貰ったボーナスの使い道を考えていた。 最初のボーナスをただ貯金するだけではあまりにも能がない。 何か一生の思い出になるものを買いたいと思った。 腕時計や万年筆あたりを考えていたのだが、 将来、結婚してもずっと使い続けられる家具がいいと閃いた。 どうせならオーダー家具を東京まで出て行って購入しようと思った。 その当時は地元にはオーダー家具を扱っているショップは皆無だった。 それに当時はまだインターネットがなかったので、現代のようにインターネットで簡単にオーダー家具を注文するという訳にはいかなかった。 本棚のデザインは俺自身で考えた。 もちろんこまかな部分はプロのデザイナーに任せたが、 大まかな全体のデザインは使いやすさも考慮しながら自分でやってみた。 出来上がりは意外といい感じだった。 それから30年以上の歳月、この本棚は大切に扱ってきた。 独身の頃は趣味の本や社会人のマナー教本などが本棚に並んだ。 結婚すると妻の料理本、裁縫本なども並ぶようになった。 そして妻が妊娠中には赤ちゃんの育て方のガイドブックが並び、子供が生まれると育児本に加えて絵本や読み聞かせ本などが並ぶようになった。 子供が成長するに連れ乗り物の本、戦隊ヒーローの本、小説本、勉強の関連本など様々な本が入れ替わりながら本棚を占拠していった。 この本棚は私と家族の人生をずっと一緒に歩んできた。 次に並ぶ本は、「孫の育て方」と「年金生活入門」だろうか。 これから先もずっと私たち家族を見守っていて欲しい。